日立エナジー 持続可能なエネルギーの未来へ向けた取り組みを加速
当社は、世界のエネルギーシステムを、より持続可能、柔軟、かつ安全なものに推進しています。 先駆的技術リーダーとして、顧客やパートナーとのコラボレーションにより、現世代とこれからの世代のために持続可能なエネルギーの未来を実現します。
サステナビリティ2030とは
当社は、サステナビリティを企業目的の中心に定め、持続可能なエネルギーの未来に貢献します。
サステナビリティ2030は、持続可能な方法で事業活動および企業運営を行うという当社の主要なコミットメントをまとめた、新たな戦略計画です。
サステナビリティ2030 では、「地球環境」、「人間尊重」、「平和と公正」、「パートナーシップ」 という4つの柱で推進しています。
4つの分野それぞれにおいて、国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)」と密接に連携した、社会価値、環境価値、経済価値を向上する目標を設定しています。
当社のコミットメント
当社は、国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)」にコミットしています。サステナビリティ2030を通して、八つのSDGsに大きく貢献できると考えています。これらのSDGsに対応する事業推進上の目標を「地球環境」 「人間尊重」 「平和と公正」 「パートナーシップ」 という四つの柱に分類し、取り組みを進めていきます。
Perspectives(今後の展望)
エネルギー転換を支える人々
エネルギー転換を支える当社の人財と技術
1世紀以上にわたり、世界中の日立エナジーの変圧器工場の多くは、人々の生活に欠かせないものとなっています。その1つが、スウェーデンの原生林と湖に囲まれた田園風の町、ルドビカです。ここでは、世界最大級の変圧器が製造されています。高い技術と情熱を持った当社の従業員が、常に手づくりの変圧器を丁寧に造り続けています。この小さな町の豊かな歴史と深いつながりが、持続可能なエネルギーの未来に向けて、何十年も何世代にもわたって、地元の家族が日立エナジーで働くことを可能にしてきました。
オーストラリアで山火事対策にイノベーションを発揮
オーストラリアのビクトリア州では、日立エナジーが気候変動に強く信頼性の高い送電網の構築に大きな役割を果たし、同地域の山火事リスクを効果的に軽減しています。スパーク防止ユニットは、避雷器からの火花やアーク放電を防止し、火災の発生を未然に防ぐ革新的な技術です。ビクトリア州のレジリエントな送電網は、火災を防ぐだけでなく、地域社会、野生動物、環境を保護します。
未来の都市における生活の質を向上
フランスのナント市では、日立エナジー独自の急速充電技術「Grid-eMotion™ Flash」が、同市の持続可能なモビリティへの移行を支えています。Grid-eMotion Flashは、バス事業者セミタンが乗客の停留所で数秒以内に電気バスを急速充電することを可能にします。さらに、バッテリーのサイズが小さくなったことで、乗客の収容人数も増えました。本ソリューションにより、乗客はよりクリーンで静か、そして快適な移動ができるようになりました。
人里離れた漁村のレジリエンスを向上
日立エナジーは、アラスカ州コルドバで、複数の再生可能エネルギーの導入を支援するマイクログリッドの構築に取り組みました。これによりコミュニティがディーゼルへの依存を低減することができます。